民俗芸能調査クラブ2014

民俗芸能調査クラブは、ダンサー、演出家、俳優、音楽家などのアーティストが、民俗芸能をリサーチし、自身の活動に結びつけるためのプロジェクトです

民俗芸能調査クラブ2015 春の実験・報告会

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STスポットで長期WSを行っている民俗芸能調査クラブが発表会を開催します!

発表者

21日:萩原雄太(演出家・劇作家)/清水穂奈美(俳優)/手塚夏子(振付家・ダンサー)/羽太結子(ダンサー)

22日:島崇(ダンサー)/武田力(演出家)/藤原佳奈(演出家)/若林里枝(振付家・ダンサー)/佐藤蕗子(俳優)

日時
2月21日(土)13時〜19時
2月22日(日)13時〜19時
*入退場自由
*チケット一枚で両日ご覧頂けます。

参加費:500円(ドリンク付)

場所:STスポット横浜市西区北幸1-11-15 横浜STビルB1)

内容:民俗芸能調査クラブによる実験
   調査報告(個人調査・合宿調査)

今回の調査クラブでは、各々の個人調査と共に全体の合宿として、沖縄県八重山郡竹富島の「種子取祭」を調査しに行ってきました。国の無形民俗文化財として指定されているこの祭りは、600年前から竹富島で行われており、現在でも10日間にわたって神事や奉納芸能などが行われます。竹富島の方々は皆さん同じように「神様に奉納する大事な祭りだから、調査をする時はくれぐれも邪魔をしないように」と、強く釘を刺します。その言葉を聞くたびに、今の時代において、形あるものとして証明出来ない"神様"を、皆がここまで信じられるというのは、どういうことなのだろう?と、疑問が湧いてきました。自分たちの文化を守っていくことがそのまま島の生活、収入源に結びついている竹富島では、"神様"は確かに存在しているのか?それとも"イメージ"として存在するのか?そもそも"神が存在する"とはどういうことなのか?等、様々考えさせられました。

当たり前のことですが、同じ芸能を見ても部員各々に感じることは違います。今回はその違いが如実に表れたようです。"各々に違う実験が互いにどう反応しあえるのか"そうした場に共に立ち会い、考えて頂けたら幸いです。(部長 若林里枝)

 

*発表順は後日お知らせいたします。

*実験によっては来場者の方に参加して頂く場合がございます。

*観客からの反応やフィードバックを受けて、23日(月)に『実験リベンジ会』を開催予定です。

お問い合わせ&お申し込み:STスポット
チケットフォーム http://stspot.jp/ticket-form.html
メール tickets@stspot.jp
電話 045-325-0411

企画制作:特定非営利活動法人STスポット横浜
主催:文化庁 特定非営利活動法人STスポット横浜