民俗芸能調査クラブ2014

民俗芸能調査クラブは、ダンサー、演出家、俳優、音楽家などのアーティストが、民俗芸能をリサーチし、自身の活動に結びつけるためのプロジェクトです

調査クラブメンバープロフィール

■部長 若林里枝

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1986年生まれ。3歳からクラシックバレエを習う。2009年、桜美林大学総合文化学群卒業。在学中にコンテンポラリーダンスに出会う。また、チェルフィッチュ岡田利規の書き下ろし作品に役者として出演するなど、あえてダンスや演劇にこだわらない活動をする。卒業後は、振付家・ダンサーの手塚夏子の作品に出演。手塚がアドバイザーを務めた“民俗芸能調査クラブ”では、愛知県東栄町に伝わる「花祭り」の舞を習いにいき、そこでの体験が、自身の考え方に大きな影響を与える。また、大学在学中に出会った末森英実子と“おかっぱ企画”として活動。「それぞれの創作過程を共有する場」という趣旨のもと、そのとき気になったものをテーマに作品創作を行っている。

 

■副部長 萩原雄太

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1983年、茨城県生まれ。劇作家・演出家・フリーライター2007年、演劇カンパニー「かもめマシーン」を旗揚げ。主な作品に愛知県文化振興事業団主催の「第13AAF戯曲賞」を受賞した『パブリックイメージリミテッド』、STスポット共催の『スタイルカウンシル』など。2011年、福島県双葉郡の路上で上演した『福島でゴドーを待ちながら』は、米ウォール・ストリート・ジャーナル紙や、イタリア・ローマ演劇記念館の『Waiting for godot today?』にて紹介される。

 

■武田力

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1983年生。大学卒業後、幼稚園での勤務を経て演劇をはじめる。主な出演作に『ホットペッパー、クーラー、そしてお別れの挨拶』『わたしたちは無傷な別人である』などチェルフィッチュ作品のいくつかと、飴屋法水演出『4.48サイコシス』『3人いる!』、長島確との共作『墨田区/豊島区/三宅島在住アトレウス家』など。他に、横浜の小学校でアートを用いた授業を行う。近年は「教育」からアジアを相対化することで日本を再定義する演劇プロジェクトを進行中。

 

■顧問 手塚夏子

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振付家、ダンサー。1996年ソロ活動をはじめる。2001年、生きた自分の体を素材とし、実験を試みる作品『私的解剖実験』が誕生。02年、『 私的解剖実験-2 』がトヨタコレオグラフィーアワードにノミネートされ、同年7月に上演。03年『 私的解剖実験-4 』を発表。日常生活での人と人の関係から生まれる微細な体の動きを模写するという、従来とは異なる振付のアプローチを試みる。05年、ニューヨークJapan Societyの企画にて『私的解剖実験-2』を上演。06年「オーストラリア-日本ダンスエクスチェンジ2006」に参加。07年『 プライベート トレース 』を発表、ドイツ・ポーランドで再演。03年以来、知的障碍者、一般の方々、ダンサー、俳優、音楽家などを対象にしたワークショップを行なっている。

 

■清水穂奈美

1987年、埼玉生出身。早稲田大学第一文学部演劇映像専修卒業。在学中から東京の小劇場作品に出演し始める。かもめマシーン、the end of company ジエン社の殆どの作品に出演。その他の主な出演は風琴工房『proof』『国語の時間』、箱庭円舞曲『いつも誰かのせいにする』『珍しい凡人』など。